【 F4EJ改 ファントム 要撃戦闘機 】



2009年の「入間航空祭」を見に行きました。

「入間航空祭」は航空自衛隊入間基地(埼玉県)で毎年11月3日の文化の日に開催されています。(この日は祝日であるとともに、晴天になる確率が高く、「晴れの特異日」として有名だそうで、それでこの日に開催されているようです。)

この日は基地敷地内が一般に開放され、首都圏からの交通アクセスが良いこともあり、毎年多くの来場者で会場が賑わいます。戦闘機や輸送機などの地上展示や、輸送機からの落下傘降下、「ブルーインパルス」と呼ばれるパイロットチームによる曲技飛行などのイベントが行われます。 (ただし今年は天気は好天に恵まれたものの、風が非常に強く、安全上の問題と思われますが、落下傘降下の実演は残念ながら中止となりました。)









このF2は人気があって機体の前にはたくさんの人が集まっていました。

見る人が見るとわかると思うのですが、これはアメリカの戦闘機F16をベースに日米共同で改造開発した戦闘機です。
ベースのF16より軽量化し主翼の面積を増やしたりなどしているので運動性に優れ、「平成のゼロ戦」の異名をもつそうです。
ただ、わたしとしてはこのF2のひとつ前の『F1』というほぼ国産の支援戦闘機があったのですが、そちらのほうが好きで見てみたいと思っていました。去年までの入間航空祭ではF1を展示していたようなので少し残念・・・・。


【F2】主要スペック

 全長: 15.5m  全幅: 11.1m  総重量: 22.1t
 最高速度: M2.0  航続距離: 4000km






このF4ファントムはもともとアメリカの戦闘機でそれを日本がライセンス生産して航空自衛隊で使用していたのですが、かなり古い機体です。アメリカでの初飛行が1958年ということですので、かれこれ50年以上前の戦闘機ということになります。
実際、かなり昔のアナログ特撮映画(縮小模型の飛行機を細い線で吊るして撮影していたような時代の映画)などでもファントムが出てたりします。
とはいうもののファントムは昔からかなり好きな機体で今回の航空祭で見ることができて一番うれしかったのはこのF4ファントムです。
帰りに基地内の臨時お土産店でファントムの出来合いの模型(1/144)も買いました。(税込500円)


【F4】主要スペック

 全長 :19.2m  全幅 :11.7m  総重量 :26.0t
 最高速度: M2.2  航続距離: 2900km






入間基地の格納庫のなかにはT4中等練習機が展示されていました。練習機ということもあって、さほど格好は良くはないのですが、愛嬌のあるかたちでイルカのように見えることから、よく「ドルフィン」と呼ばれています。(正式名称でありません。)操縦性が良いためか現在、曲技飛行チーム「ブルーインパルス」ではこのT4ドルフィンを使用しています。
この日は格納庫のなかでジャッキアップされて整備ができる状態にしてあり、車輪を機体内に格納したり、機体内から出したりの実演をしていました。


【T4】主要スペック

 全長 :13.0m  全幅 :9.9m  全備重量 :5,640kg
 最高速度: 約M0.9  航続距離: 約4,600km






上記のほか、E2C早期警戒機、U4多用途支援機、C1中型輸送機、C130H中型戦術輸送機、T400基本操縦練習機、U125A救難捜索機、YS11FC飛行点検機、P3C対潜哨戒機、F15戦闘機、T7初等練習機などが展示されていました。

(ちなみにF15はコクピットのなかを覗くことが出来るようになっていたのですが、待ち行列がすごくてあきらめてしまいました。)



    主要スペック

     全幅: 13.1m
     全長: 19.4m
     最大全備重量: 約25t
     最大速度: マッハ約2.5
     実用上昇限度: 約19,000m


    主要スペック

     全幅: 30.6m
     全長: 29.0m
     全備重量: 約39t
     最大速度: マッハ約0.76
     巡航速度: マッハ約0.65
     実用上昇限度: 約11,600m


    主要スペック

     全幅: 30.4m
     全長: 35.6m
     総重量: 56.0t
     最高速度: 760km/h
     乗員: 11名


    主要スペック

     全長: 29.8m
     全幅: 40.4m
     総重量: 70.3t
     最高速度: 600km/h
     乗員: 6名


    主要スペック

     全幅: 32.0m
     全長: 26.30m
     自重: 14,592kg
     離陸重量: 23,500kg
     巡航速度: 約490km/h
     航続距離: 約2,300km


    主要スペック

     全幅: 24.6m
     全長: 17.6m
     全備重量: 約23t
     最大速度: 約600km/h
     巡航速度: 約500km/h
     最大航続距離: 2,550km











午後1時15分ぐらいからブルーインパルスの演技が始まりました。

ブルーインパルスは航空自衛隊の広報活動専門のアクロバット飛行チームで
日本各地で行われる航空祭や民間イベント等に出演し展示飛行を実施しています。結成は1960年で以来活動を重ね、現在では年平均20回ほどの展示飛行を実施しているそうです。

ブルーインパルスのパイロットは、航空自衛隊の戦闘機パイロットから選ばれた凄腕パイロットたちであり、展示飛行ではその卓越した技術を観客に披露します。ちなみに昔のアニメ「科学忍者隊ガッチャマン」で、主人公ケンの父親が隊長を務める「レッドインパルス」という赤い戦闘機のチームが登場しますが、たぶんこれはブルーインパルスを意識したものと思われます。

展示飛行は6機で行われ、機体から出す白いスモークで大空に様々な模様を描きます。圧巻と思ったのは5機で共同して「星」のかたち()を描く「スタークロス」、2機(5、6番機)でハートを描き、続いて別の1機(4番機)がそのハートをスモークの矢で射抜く「バーティカルキューピッド」などですが、もっとも度肝を抜かれたは、5番機と6番機がそれぞれ左右から低空で進入し、ロール(横転)しながら至近距離で交差する「オポジットコンティニアスロール」です。間近で見るとこれがすごい迫力で、またずいぶん無茶なことをするなあと驚きました。(かなりの至近距離で正対して交差するので、一歩間違えれば正面衝突です。)








航空自衛隊入間基地のへのアクセスは以下の通りです。

電車

西部池袋線稲荷山公園駅下車 徒歩1分

関越自動車道川越ICから国道16号利用約20分
※ただし駐車場は無いので電車を利用するほうがいいと思います。









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