東京都福生市の米軍横田基地で開催された「日米友好祭」に行ってきました。(2012年8月19日)
「日米友好祭」は横田基地の一部を一般に開放して日米の交流、友好を深めるイベントであり、毎年8月または9月に連続2日間にわたって開催されています。(入場無料)
基地内では米軍や自衛隊の航空機の展示が行われているほか、アメリカンフードやグッズの売店、音楽やダンスのライブステージなどもあり、様々な楽しみ方ができるお祭りとなっています。
普段立ち入ることができない米軍基地内の様子をご覧になってみるのも又よろしいのではないでしょうか。

F-16は、米ゼネラル・ダイナミックス社が開発した米空軍の戦闘機です。(なお現在は米ロッキード・マーチン社の製品となっています。)初飛行は1974年で、ファイティング・ファルコンと言う愛称で呼ばれています。小型・軽量の機体を有し、高い性能を持ちつつも同じアメリカのF-15戦闘機に比べ価格が安いということもありF-16は様々な国から発注を受け、現在も世界各国に配備されている戦闘機です。
|
|
A-10は、米フェアチャイルド・リパブリック社の開発したアメリカ空軍初の近接航空支援用の攻撃機であり、低空から戦車、装甲車などの地上目標の攻撃を行います。公式の愛称は「サンダーボルトⅡ」なのですが、実際は「ウォートホッグ(イボイノシシ)」と呼ばれることが多いようです。A-10は低速、低空での飛行性能に優れていて、機首に装備された大口径30mm GAU-8 アベジャーガトリング砲は、毎分3900発の高速連射が可能となっています。
|
|
|
|
F-15Jは、米マクダネル・ダグラス社(現ボーイング社)が開発したF-15を、三菱重工が中心となり、日本の航空自衛隊向けに国内ライセンス生産した戦闘機です。 1977年12月の国防会議で航空自衛隊の次期主力戦闘機として決定し、翌年から国内生産が始まり現在では約200機のF15Jが航空自衛隊に配備されています。 愛称は原型機と同じく「イーグル」で、航空自衛隊のF-15Jとアメリカ空軍のF-15に外見的な大きな違いはありません。 導入から現時点(2012年)で既に30年以上経っていますが、性能の優秀さから現在も日本の主力戦闘機として防空任務に就いています。
|
|
E-767は米ボーイング社の旅客機B-767をベースにした早期警戒管制機(AWACS)です。
そもそも地上設置のレーダーは水平線より先の航空機を探知できず、低高度を高速で飛行する航空機を捕捉できないという欠点があります。
(実際、1976年には亡命目的で低空で飛行してきた旧ソ連ミグ25戦闘機の函館空港への国内侵入を許してしまっています。)
この欠点を補うために開発された航空機が早期警戒機(AEW)で、その中でも特に指揮能力の高いものを早期警戒管制機(AWACS)と言い、
別名「空飛ぶ作戦司令部」とも呼ばれます。
E-767早期警戒管制機は、機体後部上方に大型のレーダー(ロートドーム)を搭載し、高高度でレーダーを運用することにより、接近してくる国籍不明機を地上レーダーよりも早期に数百キロメートル遠方で探知・識別することが出来ます。なおかつ味方識別装置、コンピュータ、状況表示装置などの各種装備機器を使い、自軍への航空管制や指揮を行う能力も備えています。
またE-767は航続距離にも優れ、長時間の警戒活動が可能となっています。
|
|
|
|
米軍F-15は米マクダネル・ダグラス社(現ボーイング社)の開発した第4世代に分類されるジェット戦闘機です。本機の開発にあたってはコストは度外視され、あらゆる状況下でどんな敵機にも勝利できることが目的とされました。初飛行は1973年で当時としては飛びぬけた能力を持つ戦闘機でした。
F-15には米プラット&ホイットニー社製のF100-PW-220ターボファンエンジン(アフターバーナー付き)が2基搭載され、最大速度はマッハ2.5に達します。
武装はM61A1機関砲(6銃身回転式20mm機関砲)、その他(ミサイルなど)を装備しています。
F-15は現在も高い戦闘能力を持っていますが、F-22などの後継機の配備も進められています。
|
|
F-22は米ロッキード・マーティン社とボーイング社がF-15戦闘機の後継として共同開発したステルス戦闘機であり、ジェット戦闘機の世代区分では最新の「第5世代」に分類されます。愛称はワシやタカなどの猛禽類を意味する「ラプター」で、2005年から運用が開始されて以来、F-22は「世界最強の戦闘機」とされています。
F-22は敵のレーダーから捕捉されずらいステルス性をもち、短距離離着陸(STOL)も可能です。また、従来の戦闘機はアフターバーナー(ジェットエンジンの排気にもう一度燃料を吹きつけて燃焼させ、高推力を得る装置)を使って音速を超えるのですが、F-22はアフターバーナーを使わなくても超音速巡行が可能となっています。
大きな熱源となるアフターバーナーを使わないため、赤外線探知装置を使った熱によるミサイルロックオンもされずらく、また燃料の消費も抑えることができます。
(ちなみにF/A-18戦闘攻撃機を例にとると、アフターバーナー使用時の燃料消費量は通常の2.15倍。連続使用時間も15分以内と制限があります。)
なお日本の航空自衛隊は次期戦闘機としてこのF-22の導入を検討したのですが、F-22が多くの軍事機密を持っていて、アメリカがF-22の輸出禁止措置をとったことから航空自衛隊はF-22の導入を断念、次期戦闘機として同じアメリカのF-35ステルス戦闘機の導入を決めています。
今年(2012年)の日米友好祭にはこのF-22が横田基地に来ていましたが、その回りにはマシンガンを持った米兵が警備にあたっていて、やはりF-22は大変な軍事機密を持っているのだなとつくづく感じました。
|
|
|
|
|
|