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東京都福生市の米軍横田基地で開催された「日米友好祭」に行ってきました。(2015年9月20日)
日米友好祭」は横田基地の一部を一般に開放して日米の交流、友好を深めるイベントであり、毎年8月または9月に連続2日間にわたって開催されています。(入場無料)

基地内では米軍や自衛隊の航空機の展示が行われているほか、アメリカンフードやグッズの売店、音楽やダンスのライブステージなどもあり、様々な楽しみ 方ができるお祭りとなっています。
普段立ち入ることができない米軍基地内の様子をご覧になってみるのも又よろしいのではないでしょうか。

今回は横田基地の「日米友好祭」で行われた航空機展示アトラクションを以下にご紹介いたします。





F-4ファントム戦闘機を偵察機用に改造した機体がこの航空自衛隊の偵察機「RF-4」です。RF-4に搭載された偵察用カメラは機体のスピードに連動して写真が流れないようになっていて雨中でも夜間でも偵察/撮影が可能となっています。

なお航空自衛隊の偵察機RF-4には純粋な偵察機型のRF-4Eと戦闘能力も備えたRF-4EJの2種類があるのですが、写真のRF-4は、「RF-4EJ」であり、偵察機能をもつほかに機首に装備した20ミリバルカン砲で戦闘を行うことも出来ます。 (ちなみにRF-4はRF-4E、RF-4EJともにすべて航空自衛隊百里基地の偵察航空隊501飛行隊の所属となっていて、 同隊所属のRF-4の垂直尾翼のマークはキツツキの「ウッドペッカー」となっています。)

RF-4は過去には、雲仙普賢岳噴火や奥尻島津波などの災害発生時、上空から被災地を撮影し災害情報の収集を行うなど、災害時の支援活動にも活躍しています。





T-4中等練習機はエンジンも含め、純国産の練習機です。川崎重工を中心に開発され、機体の一部には新技術の炭素系複合材を使い、機体重量の軽量化を実現しています。練習機ということもあって、さほど格好は良くはないのですが、愛嬌のあるかたちでイルカのように見えることから、よく「ドルフィン」と呼ばれています。(正式名称でありません。)操縦性が良いため現在、航空自衛隊の曲技飛行チーム「ブルーインパルス」ではこのT-4ドルフィンを使用しています。





KC-767は米国ボーイング社製の旅客機B767-200ERをベースとして製造された「空中給油機」です。 (「空中給油機」とは、飛行中の他の航空機に対して給油を行う航空機のことを言います。)

KC-767は給油ブームを機体後尾に備えており、コックピット(操縦席)の後部に設置された空中給油操作ステーションから給油ブームを遠隔操作して他の航空機へブームを接続し給油処理を行います。

空中給油機は飛行中の他の航空機に給油を行うことができますが、主な給油対象はやはり戦闘機となります。 戦闘機は燃費が悪く、特に最大推力を発揮するためのアフターバーナーを使用すると搭載した燃料を 10分程度で使い切ってしまうのですが、空中給油機から燃料の補給を受けることによって、航続時間を延ばすことができ、作戦行動の範囲を大きく広げることができます。

航空自衛隊のKC-767は愛知県の小牧基地を拠点としていて、主任務は戦闘機などへの空中給油ですが、貨物や人員を搭載しての輸送任務も可能となっています。





P-8は、米ボーイング社が開発した新型の哨戒機です。(2013年からアメリカでの配備が始まっています。) ベースになったのは同社の旅客機ボーイング737でアメリカ海軍の哨戒機P3Cオライオンの後継機として開発されました。 愛称は「ポセイドン」で、乗員はパイロット3名の他にミッションクルー6名が搭乗します。

このP-8のような哨戒機は対潜哨戒機とも呼ばれ、潜航中の潜水艦を発見し攻撃することを目的とした航空機です。 レーダー、ソナー、磁気探知器、潜水艦のエンジンの排気を探知する赤外線探知装置など様々な探知装置を使って潜水艦を捜索し、魚雷、ミサイル、爆雷などを使って攻撃を行います。





前述の展示機以外の写真を以下に掲載します。
なお、2015年の日米友好祭の展示機は下記の通りでした。

米空軍、海軍、海兵隊 MV-22、P-8、E-3、F-15C、HH-60G、KC-135、F-16、A-10、EA-6、MC-130J、C-17、C-130H、UH-1、C-12J
航空自衛隊 CH-47、RF-4、UH-60J、T-4、U-125A、CH-47J、C-130H、KC-767、F-15J、F-2、YS-11、U-4






日米友好祭のときの横田基地内では航空機の展示や売店以外にも いろいろなアトラクションも行われています。 そのアトラクションのひとつに米軍の軍用警察犬の実演(デモンストレーション)があります。 実演は1日2回行われていて、通常1回目が午前10時~10時半ぐらいから、2回目が午後4~5時ぐらいから、となっていたと思います。

実演では軍用警察犬が訓練士(ハンドラー)から指示されると敵となる攻撃対象の人間に襲い掛かります。そして訓練士の指示があるまで敵に噛みついて決して離れません。(実演のときは敵役の米兵の人は防弾チョッキのようなものを着て身を守っています。) この実演はかなりの迫力がありますので一見の価値はあると思います。





米軍や自衛隊の航空機展示が見られるほか、アメリカンフードやライブステージなど様々な催しを体験できる「日米友好祭」。 普段立ち入ることができない米軍「横田基地」内で楽しい時間を過ごすことができました。







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