私の住んでいるところ(立川市)の近所に「ファーレ立川」と呼ばれるビル街があります。
そこには36カ国、92人のアーティストが、いわば街という森の中に妖精が住みつくようにとの想いをこめて作品をつくり、その作品が街中のいたるところに美術作品(オブジェクト)として設置されています。
今回は、前回(Part1)で紹介しきれなかった作品をお見せしたいと思います。
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人工の植木鉢ではあるのですが、自然が無くなった都市の中にもう一度自然というものの記憶を呼び起こさせようとして作ったものです。裏話ですが、これを飛行機で運ぶことになってずいぶん大変だったそうです。
この植木鉢の中は普通の建物以上に強い構造材が入っていて地震が来てもびくともしないように作ってあるのですが、それを飛行機で運ぶために4分割して運んで、また日本で
組み立てました。
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路上に不法駐車してある車を2つにばっさり切ったようなこの作品は車止めの機能を持ったベンチです。
作者のヴィト・アコンチ氏は、歩道がそのまま車になってそれが車止めで、しかもベンチであるという非常にユーモアのある、そして社会的な風刺のきいた作品をつくりました。
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レベッカ・ホーン氏(女性)は街に設置するで美術作品を作ったのはこれが初めてで、立川のことを考えて彼女はこの作品をつくりました。
この作品は木から円錐形の長い棒が落ちてきて、じょうごのようなものにエネルギーが注いでゆくという見立てでつくられています。これは全体として水と植物と大地がエネルギーを循環しあうということをイメージしています。
また作者自身はこれはアートの作品であると同時に、この作品で使われている松の木が、立川の街の中でずっと成長し続けることができればおそらくこの街は健全で、よい街だろうというリトマス試験紙のような意味もこの作品に込めているのだそうです。
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この自転車はネオンでできています。作者のラウンシェンバーグ氏は日常、普段使われている色々なものをアートの作品に変えている人で、これもネオンで作られていながらアートの作品になっています。
この作品の置かれている場所の下に自転車置き場があって、それのサインにもなっています。
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この作品が109番目のドナルド・ジャッド氏のものです。
7つの箱のなかに色が塗ってあり、その箱のかたちと色を非常に厳密につくった作品だそうです。
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ちなみに今回ご紹介した作品はファーレ立川の路上に置かれているものですので、美術館と違い、鑑賞するのにお金は一切かかりません。(要するにタダです。)
機会があったら是非、ご覧ください。

美術の散歩道 Part1
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